扉の災害対策はお済みですか?

先日、住宅の扉の新調を行いました。
こちらの案件では、ドアハンドルが経年変化によって内部機構が破損し、動作しなくなったため扉が開閉せず部屋に閉じ込められてしまったそうです。
幸いご近所の方の協力で扉を破壊して難を逃れられたとのことでした。

年式の古いドアハンドルは鋳物製が多く、耐久性の面でみると決して高いとは言えません。
近年、建具金物も進化しており、比較的安価で耐久性の高いものも多くあります。
ハンドルの動きがゆるくなってきていると黄色信号です。
ぜひ買い替えのご検討をしてみてください。

加えて、年式の古い扉の中にはガラスがはめ込まれている物も多いです。

さて、南海トラフ大地震の予想災害規模の見直しがなされましたが、災害に対する備えは万全でしょうか?
よく取り上げられる備えとして、最低3日分の水と食料、ヘルメットに手袋、ホイッスルなどが挙げられますが、弊社ではガラス戸の改修も進めてほしいと考えております。
大地震の震源地に近い場合、家にあるガラスは全て割れるという事実があるそうです。窓ガラスや食器などですね。

扉はそのままに、はめ込まれたガラスを耐久性は非常に高い樹脂製のアクリルに替えることができます。(ご予算に合わせて扉のデザインの変更、新調なども承ります。)
調光機能はそのままに、転倒事故や大地震による割れたガラス片による二次災害の防止を可能にします。

我々にできることは、いのちを守るために家の内外含めた避難経路の確保、避難場所の確認など防災意識を高める。できることから進めていきましょう。

代表取締役 濵田文子


改修前 ガラス戸

改修後 アクリル戸